ヒヤリ・ハット…ゾット #ナースの夜咄6

多忙に多忙が重なるときがある。
重症、手術、入院、退院、処置 ナースコールなどなど…。

遅出の点滴当番。
間違えないように作成して
呼ばれて走って対応して
当番の仕事に戻る
繰り返しているうちに

抗生剤をつなごうとして
本人に名前を確認していないことに
気づく

顔を上げて本人に名前を確認する
抗生剤の名前を確認する

違う

一気に血の気がひく
ぞっとする感覚
指先が震える

謝罪して抗生剤を取り替えて
間違いを報告して

けれど
ぞっとするあの感覚は
もう身体から消えない

医療ドラマは怖くてみれない
緊迫した現場
医療ミス

ぞっとする感覚がよみがえる

#ナースの夜咄
看護師なら 感じたことがある感覚だと思います
日々の看護で 平気な顔で 笑顔で対応していますけど
医療にかかわる自分の行動には いつも何処か怯えがある
経験を重ねると
この処置は大丈夫
この処置は注意
気持ちの切り替えできるように なるけど

新人さんいつも怖いのではないでしょうか