それは小学2年生の時でした
急性糸球体腎炎のため小児科の6人部屋に入院することになりました
(…悪化原因のひとつは塩分のとりすぎだったと思います
梅干しに塩を振るほど塩分をとりまくる小学2年生でした…怖い)
食事制限、内服、採血、安静…
病院に慣れてくると気になってしょうがないものがあります
そうです ナースコール です
使用することのない状態の私だったのですが
ついに我慢できず
真夜中にナースコールを押してしまいました!(看護師さんすみません…!)
夜勤の看護師さんが6人部屋へ懐中電灯をもって急いでやってきます
そして一人一人の顔を照らしていくのです
「怒られる!」と思った私は
懐中電灯にてらされながら必死に寝たふりをしました
おそらく寝たふりはばれていたと思います
でも苦しそうな子はいないと確認した看護師さんは
そのまま部屋をあとにしたのでした
翌日以降謝ったかどうか記憶が定かではないのですが(本当にすみません)
そのとき看護師さんていいな、と思ったのです
悪戯よりも何よりも「苦しむ子がいないか」を心配してくれる
そういう仕事が素敵だなと思ったのです
その後、家が貧乏だったり
手に職があると結婚できなくても生きていけるとかなんとか
プラスアルファを考えて看護師の職につくことになりました
いまでも苦しい人に
手を差し伸べる看護師という仕事は
素敵な仕事だと看護師の一人として思っています
…理想の看護師になれているかは別にして、ですが