二次審査のSNS投票を乗り越え、ついにモデルとしての練習がスタート
神奈川から大阪へ、新幹線で月に何度か通う生活
なんだかんだで楽しくて、ちょっとした旅行気分
お財布的には痛いけど…仏の旦那は何も言わず応援してくれました
モデルウォークの世界は深くて奥が深い!
「ただ立つ」「ただ歩く」が、こんなに難しいとは…
自宅では夫がスマホを持って撮影係
愛犬は「またなんか変なことやってるよ…」
と遠くからじっと観察
夜遅くにはマンションのロビーでこっそり練習
ロビーに人が多いときは外で練習
駅が近いから人通りは夜遅くてもパラパラとあって
不審者を見るような目が痛かった…けど
500人の観客の前で歩くのだからと
その視線も練習ととらえて…
私は前向きな“不審者”でした(笑)
そして迎えた本番当日!
500人の観客、まぶしいスポットライト、スモークの中、
“笑顔だけは絶対忘れない”と心に決めて、舞台に立ちました
トップポーズで、手を振るポーズを飛ばしたような気がして焦ったけど
練習で叩きこんだ体が覚えていて動きを助けてくれました
あとで映像を見たら、ちゃんと手も振ってた
よかった、私
舞台から見た光景は、一生忘れません
手を振ってくれたお客様、照明のまぶしさ、仲間のあたたかさ
そのすべてが、私の背中を押してくれました
午後3時半から始まったショーがすべて終わったのは午後7時
本当に、夢のような時間でした
57歳の挑戦を、笑わずに応援してくれたすべての人へ
家族、友達、SNSで応援してくれた方、選んでくれた方
指導してくれた方、スタッフの方、一緒に頑張った仲間
そして、観客の皆様
一歩踏み出す勇気をくれて、本当にありがとうございました
今の私に、できることはただ一つ
この感謝の気持ちを胸に、これからも笑顔で進んでいくことです
「もう遅い」なんてことはないよ
だって今日が、これからの人生で一番若い日だから
57歳の私が言うんだから間違いありません!
